気候療法
自然が有れば十分、自然環境と気候を活用した自然療法です。

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1)気候療法とは

気候療法入門

気候療法(climatherapy)は、日常生活と異なった気候環境に転地して疾病の治療や休・保養を行う自然療法の一種です。気候の変化を伴う転地により、①生体に有害な気候環境から患者を隔離・保護(気候的保護作用)し、②新しい気候の刺激に反応して生体機能が刺激を受けて変調し、疾病の治癒を促進したり健康の増進を図ったりするものです。また、温泉療法と同様に同時に運動、水治、物理療法などを併用する複合療法であり、気候療法は原則として気候保(療)養地で行われ、最近では、同時に運動療法、水治療法、物理療法、食事療法などを併用する総合的な保養地療法の一つとなっています。

気候療法で出来る事

気候療法では、気温、湿度、気圧、風、太陽光などの自然の環境因子による刺激を使い、治療、リハビリ、健康づくりに活用します。自覚できるレベルではなくても、刺激を感じる器官(受容器)には刺激の信号は受容されています。たとえば、海抜0メートルの地上では私たちは、体の表面1㎠当たり1Kg、体全体で1.6トンもの気圧を受けています。海抜1000mの地上では約10%気圧が減少しますので、体に受ける圧力は160Kgも減少しますが、健康な人はその減少を全く感じません。しかし取り込める酸素の量も同様に減少するため、体は酸素を取り込みやすい体への変化をはじめます。この作用を活用するのが気候療法です。受容された信号は、免疫系、内分泌系を通じて様々な反応を引き起こします。心拍数、体温、免疫機能、呼吸機能、生理活性物質の働きが抑制・活性されます。以下の表は、阿岸祐幸先生がまとめられた気候環境要素別に整理した作用です。気候の様々な要素が私たちの体に様々な影響を与えることが理解できると思います。

1)温熱的要素(気温、水蒸氣、日射、赤外線、風の変動)

   体温,循環,呼吸調整機構に重要,新陳代謝への作用

2)湿度(絶対および相対湿度)

   同上の作用

3)機械的・力学的要衆(気圧、風逸)

   特に高圧や低圧時の循環器系、呼吸器系、造血系、自律神経糸への作用、血液成分への影審

4)化学的要素(酸素、オゾン、炭酸ガス、テルペン類、天然および人工有害汚染物質)

   呼吸器系、循環器系、血液成分への影響

5)光線要素(可視光緻、紫外線)

   紫外線は①紅班形成、②色素沈着、①ビタミンD形成、④殺菌作用

6)電・磁気性要素(空気イオン、電磁波など)

   自律神経への作用、セロトニン分泌作用など

7)行動生理的作用(光)

   生体リズムや行動に対ずる作用


生気象学とリハビリテーション:阿岸祐幸

2)自然が有れば十分、本格的な気候療法

本場ドイツの気候療法、ガルミッシュパルテンキルヘン(GAPA)

ドイツ南部オーストリア国境との境にあるドイツ有数の山岳保養地、気候療法地です。GAPAには総延長300Kmの整備された遊歩道があり、その内100Km、32コースが気候療法で使用される歩行路として認定されています。ドイツでは、州政府から認定を受けた気候療法地で3週間以上の治療プログラムを受けると健康保険の対象となります。つまり、治療としての気候療法が認められています。また、科学的、医学的に立証された1週間のプログラムは、企業の健康組合が採用し、健康管理、生活習慣病予防として予防医学プログラムとして行われています。治療、予防医学プログラムは、専門医師(クアドクター)、気候療法コーディネーター、気候療法士が連携し、心疾、生活習慣病、呼吸器疾患、皮膚疾患、アレルギー性疾患などの治療と予防、術後のリハビリテーション向けのサービスを行っています。

気候療法士資格取得のすすめ

日本は北海道北端から沖縄西南端の与那国島まで、南北に約3000kmの長さがあり、気候的には亜寒帯から亜熱帯まで広い気候帯にまたがっていて国土の約67%は森林が占めています。四方を海に囲まれているなど変化に富み、気候環境に恵まれた国です。その大部分は保護性気候と刺激性気候をあわせもつ保養地といえます。
保護性気候は、気温の変化があまり急でなく、昼夜の差も大きくない、気圧の変動が少ない、空気はきれいで花粉症の原因となるアレルゲンが少な、植生が豊かで天候の急な変化を防ぐ等、全体的に身体には鎮静的で保護的に作用します。刺激性気候は高山で風が強く吹き、気温は低い、気温、湿度の日内の変動や年間の変動が大きい、大気の酸素分圧が低い等、身体にとって刺激的に作用します。この刺激を活用して、身体の機能、特に心肺機能を鍛錬することができそれを実施するのが気候療法士です。適応できる体力や予備能力をもっているか、利用者について適切に判断して、気候療法を実施する知識と経験、技術が必要です。
多くの自然環境が残る日本では、気候療法を実践できる人が増えることで、おおいに健康づくりに活かせると考えます。
日本では、一般社団法人健康保養地医学研究機構(http://hrmed.jp/)にて、気候療法士資格講習会の講習会が実施されています。

3)WELDの本格的な気候療法

気候療法ウォーキングの実績と効果

妙高高原気候療法ウォーキング
 
http://www.youtube.com/watch?v=-g1lGM_MZ-I&noredirect=1

妙高市では、2012年にモニター調査を実施し、笹ケ峰高原でのウオーキング、温泉プールでの水中運動など3週間にわたり行われた健康教室で、参加者のウエスト・ヒップが平均4センチ減となったこと、歩行機能、柔軟性、バランス能力が向上、中性脂肪などメタボ予防に有効だったことが確認された。

奄美大島気候療法ウォーキング
 
http://www.wellnessdevelopment.co.jp/ht-amami/

奄美では、恵まれた自然資源を活用した気候療法やタラソテラピー(海洋療法)をご提供しています。
気候療法では奄美の気候や地形を活用し、タラソテラピーでは海の資源を活用して、奄美の地の利を活かしたヘルスツーリズムを実践しています。
奄美の自然環境を楽しみながら気候療法ウォーキングを行い、ウォーキング後は、奄美の島唄や奄美郷土料理等を満喫して夜はぐっすりと睡眠。奄美の自然環境と伝統文化による心温まる環境が、健康的な本来の生体リズムを取り戻します。気温の高い夏期を除き、タラソ奄美の竜宮では、月に1回、気候療法を実践しています。

各種モニターツアー

2008年 北海道羅臼町ヘルスツーリズムの可能性調査
2009年 北海道羅臼町ヘルスツーリズムパイロット調査

気候療法のプログラム

気候療法実施のポイント

気候療法は、自然療法の一種であり、健康保養地医学の原則に基づいて実施されます。健康保養地医学では以下の原則を順守し、療法を実施します。

  • 一週間単位のサーカセプタンのリズムに合わせて療法プログラムを作成する。
  • サーカディアンリズムの変動を考慮し、療法プログラムを作成する。
  • 熱、圧、成分、運動、心理など様々な資源が持つ刺激要素を総合的に活用する。
  • 水、泥土、大気、地形、植物、森林など地域が有する健康に効果的な資源を総合的に活用する。
  • 療法プログラムのみに偏ることなく、地域の伝統、文化、芸術を総合的に活用する。

気候療法では、以下のポイントに留意して実施されます。

  • 気候要素(気温、気圧、湿度、風、太陽光)による刺激を活用する。
  • 気候要素への曝露を調整することで反応を管理 する。
  • ヘルスチェック、測定、アセスメント行い刺戟の種類、負荷強度、回数、時間を調整する。
  • 療法プログラムは、天候を考慮し、負荷強度、回数、時間を調整する。
  • サーカディアンリズム、日中の気温の変動、日照の変動、風況の変動を考慮して療法を組み合わせる。
  • サーカセプタンの動きに留意して、日別のプログラムの数、種類、タイミングを調整する。
  • 気候療法の運動療法としての歩行(運動型気候療法=地形療法、以降地形療法)では、歩行路の総長、傾斜、傾斜部分の長さ、風日陰と日向の場所・環境、冷刺激の場所・環境を考慮してコースを決定する。
  • 地形療法実施の際には、参加者の事前のヘルスチェック、血圧・心拍数の測定を行い、歩行途中にも確認しながら、運動負荷を調整(歩行速度の調整、コース長の調整)して行う。
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